2019年12月

 早いもので、2019・令和元年も大みそかまで来てしまいました。
時代をまたいだ冗談法人「真岡落語研究会」の2019年は~
#6月に落語研究会が「満50年」に到達しました! 1969(昭和44)年のスタートの
時を思い返しますと、発足当時の17歳の少年にとって「50年先」など、想像もつかない
未来でした。我ながら、良く続けてこられたなあ~と思います。振り返ればとてつもない長い
道のりでした。この時を迎えられなかった、先に逝ってしまった仲間たちの顔も浮かびます。
 代表である私(一生楽)にとっては、とりあえずの「大目標」(満50年を迎える)は
達成出来ました。今後? 「100周年」はまず無理ですなあ~。
#落研の事務局&稽古場(=とりもなおさず、私の住まい)の台町からの移転も
大きかったです。(私とカミさんにとっては一大事でしたが)落研メンバーにとっても
「好文亭」がなくなることには、一抹の淋しさがあったと思います。
~わたくし的にはこれが今年の双璧な「重大ニュース」でした。
#「筑西シリーズ」が「50回」に
#「納涼落語会」が「50回」に
#「矢板シリーズ」スタート
#「もみの木寄席」が「10回」に
#「駅なか寄席」休止へ
~などが「企画」部門でのニュースでしょうか。ここで詳述は避けますが、「図書館寄席」が、
どうも今年あたりが「潮目が変わった」年になるような気がしています。これまでレギ開催
だった所がなくなったりしていますので~。
 「会員」部門では~
*小学生会員、目出田家村楽の活躍
*中学生会員、目出田家弁楽の加入(高校男子部復活への希望が!)
*チーム「サクラクゴ」4名のうち3名が県内の大学に合格し、高校卒業後も高座を
続けるという意向で久々に「大学の部」復活!
~と、若手の明るい話題の多かった一年でした。
 一生楽的には~
@久々に独演会「一生楽寝床会」の開催(2月)
@若手とコントに挑戦。(コント集団「公正証書原本不実記載」を結成)(6月)
@デビュー以来「通算1500企画」出演達成!(12月)
~あたりが今年の重大ニュースでした!

 今年一年、みなさまのご声援・ご支援、誠にありがとうございました!
そして会員のみなさま、今年も熱演の高座、お疲れ様でした!
 みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。



2019年に達成された上演部門会員の個人記録の一覧です。
(達成日順に掲載)

*「400企画出演」 ~風柳 (1.27) (7人目)
*「ヒザがわり80回」~華風 (1.28) (5人目)
*「300席口演」  ~永楽 (2.17) (9人目)
*「450席口演」  ~風柳 (3.2)  (7人目)
*「トリ350回」  ~一生楽(3.21) (2人目)
*「トリ50回」   ~喜ん朝(3.23) (9人目)
*「300企画出演」 ~永楽 (4.24) (9人目)

*「700企画出演」 ~起助 (6.12) (3人目)
*「1900席口演」 ~一生楽(6.23) (初)
*「450席口演」  ~とん平(6.27) (7人目)
*「850席口演」  ~村朝 (9.13) (3人目)
*「代演80回」   ~一生楽(9.13) (2人目)
*「650企画出演」 ~村朝 (9.24) (5人目)
*「ヒザがわり50回」~とん平(9.28) (6人目)
*「750席上演」  ~起助 (9.28) (5人目)
             @起助は「色物」のため「口演」ではなく「上演」と表記 
*「トリ150回」  ~村朝 (9.29) (4人目)
*「前座100回」  ~とん平(10.26)(4人目)
*「450企画出演」 ~とん平(11.2) (6人目)
*「1500企画出演」~一生楽(12.14)(初)
*「350席口演」  ~永楽 (12.15)(9人目) 

2019年 冗談法人「真岡落語研究会」アワードを発表いたします。
(表彰式は去る22日の「第7回駅なか寄席」の中で実施しました)

*「最多出演賞」 ~ 夢見亭 一生楽 「83企画」 (3年連続17回目)
   #「83企画」は、2001・2002年の鬼怒乃家船遊の「82企画」を
    抜いて史上最多。17回受賞は落研史上最多。

*「最多口演賞」 ~ 夢見亭 一生楽 「131席」 (3年連続20回目)
   #「131席」は、2001年の鬼怒乃家船遊の「123席」を抜いて史上最多。
    
*「最多トリ賞」 ~ 夢見亭 一生楽 「38回」 (5年連続20回目)

*「最多前座賞」 ~ 夢見亭 永楽 「36回」 (2年連続9回目)

*「最多ヒザがわり賞」 ~ 柳貴川 起助 「23ホールドポイント」
               (4年ぶり7回目)

*「最多代演賞」 ~ 田舎家 村朝 「6セーブポイント」 (2年ぶり13回目)

~主要6部門は順当な受賞で「ジャイアントキリング」はなかった1年でした。

*「新人賞」 ~ 桜家 小鈴 (チーム「サクラクゴ」)
       ~ 目出田家 村楽 (下野・常総落語少年団)
  @新人賞の2名は共に2018年デビュー組。昨年は「あと1年様子を見よう」という
   ことで、今年高座で成長が見られたことで受賞。新人賞が2名で共にデビュー2年目
   での受賞は、落研史上初。なお、村楽の父、田舎家村朝は1998年デビューの時に
   受賞しておらず、「親子二代での新人賞」ゲットはならず~。

*「2019パーソン・オブ・ジ・イヤー」 ~ 目出田家 村楽
  @「今年の顔」に小学生会員の選出は史上初。史上最年少、9歳(小3)での受賞と
   なった。なお、父親の田舎家村朝は過去2回選出されており、落研初の「親子二代で
   受賞」を達成!

(表彰対象外部門)
*「年間最多観客対象」 ~ 夢見亭 一生楽 「2736人」
*「年間最多共演」 ~夢見亭 一生楽 & 夢見亭 永楽 「42回」
*「年間最多演目口演」 ~ 夢見亭 一生楽 「78演目」  

 

 冗談法人「真岡落語研究会」が主催・展開しております「駅なか寄席」
シリーズは、去る12月22日に実施しました「第7回」をもって、いったん
「休止」とさせて頂きます。 
 2015年9月にスタート。2017年4月からシリーズ化しまして現在まで
継続してきましたが、諸般の事情によりここで休止いたします。
 理由としましては会場である「真岡駅・こども広場」(旧:真岡市情報センター)
の運営主体である指定管理者の交代があります。また、情報センターが「こども広場」に
変わりまして、寄席会場として使用している第1・第2研修室のある3Fも、
遊具の広場が拡張されました。この関係で、学生さんの「自習コーナー」が大きく削られ
まして、代替えとして「第1研修室」が学習のコーナーとして開放されるようになりました。
となると、寄席の時に落研が使用できるのが「第2」だけとなりますと「楽屋のスペースが
ない」状態となります。これが大きかったです。
 その他細かい理由もあるものの、本会としても、これを機会に「対外自主発表会」の
統廃合を図ろうということもあり、2020年からは久保記念館での「荒町寄席」に
シリーズを一本化させていただくことにいたします。
 4年4ケ月に渡りご支援いただいた関係者のみなさま方には深く感謝申し上げます。
2020年から新たな展開の「荒町寄席」シリーズにご期待下さい。

 12月の落研を振り返ります。
出演企画は「12」~自主開催事業は「1」・出前寄席は「8」でした。
自主事業は「駅なか寄席」の7回目。出前寄席は真岡で実施が「4」と
やや多い月でした。(初お目見えは大沼地区のみで、あとは常連企画でした。)
真岡以外は「矢板シリーズ」が2企画。あとの2ケ所は常連企画でした。



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